H「さてこういう訳で茜ちゃん。もう秋やねんけど夏休みスペシャルという訳で。」
茜「うん。」
H「まあ、変にオブラートに包んだみたいな態度取るのも余計やらしいから、ぶっちゃけた感じで聞くけども・・・。やっぱ落ち込んだりしてる?」
茜「いや、別にもうそんなんは無いんやけどね。決まった話やから。」
H「うーん・・・。まあ・・・。こういう心境に陥っている茜ちゃんに司会させるこの番組もどうかと思うんやけど。」
茜「でもまあ、これを切っ掛けに? あいつとスッパリ別れられるかなぁって言うのは感じてるから・・・。うん・・・。別に・・・大丈夫やで。いけるいける。」
H「・・・ ・・・それでは、只今より“キャピ子もうちょこっとだけ 夏休みスペシャル2005 〜Coming Spring in Summer〜”と題しまして、浅田キャピ子と阿畑やすしの結婚記者会見をお送りします。」
茜「主役のお二人、浅田キャピ子さん。阿畑・・・ ・・・ ・・・。」
H「・・・ ・・・ ・・・ ・・・阿畑やすしさんに登場していただきましょう! どうぞ!」
阿「・・・ ・・・ ・・・ ・・・どうも、阿畑やすしです。」
H「・・・ ・・・新婦の姿が見えませんけども。」
茜「・・・ ・・・!?」
阿「あっ、ホンマですね。すいません。・・・おーいっ!!」
浅「・・・ ・・・ ・・・あのねぇ(^^;」
H「新婦の浅田キャピ子さんです。」
茜「このたびは本当に・・・おめでとうございます。」
浅「いや、ていうか茜さんも何で完全に諦めちゃってる感じになっちゃってるんですか!?(^^;」
H「“完全に諦めちゃってる感じになっちゃってる”・・・。とまあ、新婦の浅田さんは随分とハイテンションなようで、発言も普段に増して危うい状態ですけれども。」
茜「ですね。」
浅「こら(^^;」
H「それでは、早速阿畑さんから今回のご婚約の動機についてお聞きしたいんですけども・・・。」
阿「はい。切っ掛けは、このラジオ番組での出会いですね。」
H「・・・ ・・・ ・・・それだけですか?」
阿「まあ、出会いなんてそんなもんですよ。誰かが言ってた言葉ですが、もうビビビと来ちゃったんですよね。キャピ子さんを見て。」
茜「・・・ ・・・で、その後どういったお付き合いをして、婚約に至ったのですか?」
阿「お付き合い? それはもうごく普通ですよ。」
茜「ごく普通ですか?」
阿「ごく普通ですね。」
茜「はぁー。ごく普通に・・・。いや、そうですかぁ・・・。」
阿「もー。ごく普通に。ええ。やっちゃいましたね。」
茜「へぇー。やっちゃった?」
阿「うん。もう、やっちゃった!」
茜「・・・ ・・・と、阿畑さんも殺意芽生えるぐらいハイテンションで、幸せ一杯のご様子ですが。」
阿「う・・・。」
浅「こ、この2人怖いよ・・・(^^;」
H「いやぁ、そりゃそうでしょうね。何せ阿畑さんにとって相手は将来を確約されてるっぽい大物アイドル、そして浅田さんにとっては待望のたこ焼き屋さんですからね。」
浅「いや、誰も待って無いし(笑) ていうか“っぽい”って。」
茜「まさに磁石と磁石が引き寄せられるように・・・。」
浅「違いますって(^^;」
H「最初は同じ極どうしだったけど、反発力がすごすぎてどっちかの磁石がクルッ!っと回っちゃって、こうして見事にくっついちゃったんですねぇ。いやぁ、素晴らしい。」
阿「本当にねぇ。まさかたった3ヶ月でこんな事になるなんて思っても見ませんでしたけどね。」
浅「ていうか、私の発言聞いてます? みなさん。」
H「もちろん聞いてますよ。ねえ?」
茜「はい。それはそれはもう、幸せホクホクのぶりっ子声で。少々時代錯誤でいらっしゃいますよね。」
浅「なんで私がこの人と結婚するって言う話になっちゃってるんですか? まず。」
阿「お前がそういう意思表示をしたんやないか!」
浅「いつ!?(笑)」
H「ちゃんと証拠もありますよ。」
浅「うっそ(^^;」
H「証拠出ますか? はい、どうぞ。」
「キャピ子もうちょこっとだけ」第74回放送にて・・・
H「アレか。どうでもええんかいな? ラジオ番組なんか。どうせ誰も聴いてへんし。」
浅「誰も聴いてないんならなおさらいいじゃん。アンタの事そういう風に呼んだって。」
H「わ、またや・・・。アカン。アカン! これはアカンで!? 怖い娘になりよったで〜!!」
浅「そういう風に呼ばれるのがイヤなんだったら最初から言ってよ(^^;」
H「最初はそうやったやんか! ものすごい大人しい女の子で。それがなんか途中から急に変わったよな? 怖ぁて嫁にできんわ。」
浅「・・・まぁ、という訳で。浅田キャピ子です。」
H「・・・という訳でございまして。」
茜「ハッキリとおっしゃってますね。」
浅「どこが(^^;」
H「いや、もうこれはどう考えても・・・。ねぇ?」
阿「完全なる意思表示ですからしょうがないっすよ。これは。」
浅「どこにもそんなの無いじゃん!」
H「いやいや、私が“嫁にできんわ”って言った後、ちょっと無言だったのがもう動かぬ証拠ですからね。」
茜「“あっ、私にはもう心に決めた人がいるんだよなぁ・・・。でも、なんか楽しそうにしてるし、ここは敢えて無視して・・・。”みたいな感じですよね。言葉に起こせば。」
H「普通の人ならそのぐらいの事で無言になったりしないんでしょうけどねぇ。まあ、キャピ子ですからそこは。思考回路が・・・ちょっとね。」
阿「でも、そういうとこもまた可愛いんですよねぇ。」
浅「あのね(笑) あの言葉に詰まったのは“また訳の分からん事言ってるなぁ・・・”って思っただけなんだよ!?」
H「まあ、もちろんそういう事もお考えになったでしょうけど、その後にね。」
浅「こじつけじゃんか!思いっきり(^^;」
H「まぁまぁ、これまた幸せそうな顔して言いますねぇ。本当に・・・こんな可愛らしい娘をモノにしちゃうんだから、阿畑さんもやりますなぁ。」
阿「いやぁ、本当にねぇ(笑) まあ、僕が彼女をモノにしたと言うより、“モノにされた”って言ったほうが正しいかもしれんけど。」
茜「じゃあ、もしかして浅田さんの方からっ!?」
阿「そうなんですよねぇ(^^;」
H「うわっ、エロっ!!」
浅「なんでエロいの(笑) 」
H「だって・・・。ねぇ? なんてったってこんなに体格のがっしりした阿畑さんが女の子に“された”んですから。」
茜「こんなに細いお体なのに、やっぱりアレですか? 状況さえ整えばもうそれしか見えてないと? 火事場の馬鹿力みたいなもんですか?」
浅「ていうか“アレ”ってなんなんですか(^^;」
茜「またはぐらかしてぇ・・・。私の口から言わせたいんですか? 女同士なんだから分かるでしょおっ?」
浅「・・・ ・・・ ・・・わかんない(^^;」
阿「じゃあ私から言いましょうか? ・・・ち」
浅「わああーっ!!! ごめんなさいごめんなさい!!!」
茜「・・・ ・・・ ・・・ ・・・。」
阿「・・・ ・・・ ・・・ ・・・。」
H「・・・ ・・・まぁまぁお二人とも。さぞかしショックだろうとは思いますけど冷静に。冷静になってくださいね。」
浅「・・・え。ショック?」
茜「“ち”しか言ってないのに必要以上に慌てるアイドルって・・・。」
浅「・・・ ・・・ ・・・あ。いや、そういう意味じゃ・・・。」
阿「“ち”って付く単語なんか山ほどあるのに、こんなに顔真っ赤になるアイドルって・・・。」
浅「え、私いま顔赤いですかっっ!!??」
H「まさに熟したトマトの様な赤さですねぇ。」
浅「マジ!?」
H「いやぁ、本当にいい時にもぎ取られましたなぁ。今が一番おいしいでしょうしねぇ。」
阿「もうね。今摘み取っておかないと後は味が落ちていくばっかりですから。」
浅「うわ、最低(^^;」
阿「いやでもね。ホントに凄かったですよ。あのスイッチ入った時の浅田さんの腕力の凄まじい事。」
浅「北斗さんじゃないんだから(^^;」
H「そんな浅田さんの幸せを、この番組でも存分にお祝いさせて頂こうという事で用意したのがこのウエディングケーキなんですけど。」
茜「いやぁ・・・。ものすごい高そうな感じのケーキですよねぇ。これ。」
浅「うーん。まぁ・・・。箱は確かにそんな感じだけど・・・。開けていいの?」
H「はいはい。」
茜「どーぞ。」
浅(ぱかっ・・・)
阿「・・・ ・・・どないや? このケーキ。」
浅「・・・ ・・・ ・・・えっ?!?」
H「・・・ ・・・ ・・・はい、せーの!!」
阿「20歳のおたんじょうび!!」
茜「お・め・で・とーーーっ!!!!」
浅「・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・えっ?」
H「うわ、鈍っ!!! こいつ。まだ状況分かってへんのか?」
阿「おっちゃんらで考えたキャピ子ちゃんのバースデー企画やで?」
茜「おっちゃん“ら”って(^^; あんたらまだ20代やろ。しかもうちもそのグループに入ってんのかいな(笑)」
阿「そらそうやがな。上沼恵美子みたいな司会進行のうまさやったで? ごくろうさん。」
茜「いやぁ、実は冒頭の時点ではまだ事の真相知らされてなかったんよね(^^;」
浅「あ、あの・・・。」
阿「あー、そいで冒頭はあんなにブルーになっとったんか。」
H「せやねん。この番組でそんな真面目な事やるわけないのに、マジで取っててテンション低かったから。せやから自分が入ってきた時にこそっと教えたったんや。」
茜「今思うとちょっと恥ずかしかったなぁ(笑)」
H「いや、でも横で様子見てて思ったわ。やっぱりあかねちゃんはそんだけこいつの事が好きなんやなって事が改めて分かったわ。」
浅「もしもーし(^^;」
茜「わぁ、もうそんなん言わんとってぇ! ごっつ照れるわ(笑)」
H「いやぁ、うらやましいなぁ。こんだけ愛してくれる嫁さんなんかそうそうおらんぞ?」
阿「うーん・・・。どうなんやろうなぁ(笑)」
H「まぁまぁ、詳しいことは酒の席で聞こうやないか。」
阿「どっか取ってあんの?」
H「もちろん。これもこの企画の予算の金やから。ガンガン飲んでも大丈夫やで?」
茜「わ! マジで!? 行こ行こ!」
浅「すいませーん・・・ ・・・。」
阿「あ、キャピ子ちゃん。おつかれさん。」
茜「また呼んだってな?」
H「じゃまた来週。気ぃつけて帰りや。」
浅「いや、そうじゃなくて・・・。あっ、ちょ、ちょっと・・・。」
浅「・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・というわけで。キャピ子もうちょこっとだけ、秋なのに夏休みスペシャル2005 〜Coming Spring in Summer〜でした・・・。ていうか、これなんかの罰ゲーム?」
THE END