Mid-Night  Talking ’04
キャピ子もうちょこっとだけ
CAST/浅 → 浅田キャピ子 / H → Harue 

浅「浅田キャピ子です。」
H「です。」
浅「またそんな(^^; もう、名前くらい普通に言おうよ(笑)」
H「いやぁ、なんか最近名前を言うのもちゃうかなぁって思ってたから。」
浅「そのくらい知名度があるって事か。要するに自慢してんだ(^^;」
H「・・・まあホンマは全然ちゃうねんけども、今日はええわもう。いちいち説明すんのじゃまくさいから。」
浅「うわーっ!! またものすごい終わらせ方したね(笑)」
H「今はそんな事よりも地震やわ。新潟の地震。」
浅「うん。」
H「これはホンマにえらい事やで。なんか他人事みたいな表現で申し訳ないけども。」
浅「まあ、キミは実際に大地震を体験してるから、余計にすごいって感じてると思うよ。ずっと東京に住んでる私でも思ったくらいだから。」
H「まあ東京はな。割と年1回ペースで地震あったりするような所やんか。」
浅「うん。まあ、“年1回ペース”かどうか分かんないけど。」
H「だって、東京のオフ会で俺が行った時でも地震あったりしたけど、もう普通やったもんな。向こうの人。“あー、また揺れてるよ”みたいな反応やったもん。俺にしたらちょっとグラッと来ただけでもう“元栓は!? 出口は!?”って真っ先に思ってもうて、余裕なんかかましてられへんかったもん。」
浅「それだけ敏感なんだ(^^;」
H「ていうか怖いな。あの震災でもう完全に刷り込まれてもたし、この恐怖感は多分一生抜けんと思うわ。そんぐらい意外やったし、そういう意識しかない地域やっただけに、被害ももの凄かったから。まあ、自分や家族に何の被害も無かったからこそ、震災の体験も“体験して良かった”ってなってるけどね。」
浅「大きいのを体験したら誰でも怖いと思うけどね。たまたま東京は大きいのが無いってだけで。」
H「ホンマは大きいのを体験せんと一生を終えるのが一番アカンと思うんやけどな。」
浅「えーっ(^^; そうなの?」
H「そういうのが無いと、毎日の生活がどんだけありがたいもんか絶対に分からへんねんから。当たり前みたいに水飲めたり、テレビ見たりできるのがどんだけ幸せな事か。」
浅「確かにね。経験できるもんならしてみたいけど。」
H「そんな“よし!今日のキャピ子は大地震を経験しちゃうぞぉ!”みたいな意思で経験したって意味無いよ。余裕がある状態でそんなもん体験したって。遊園地と一緒や。」
浅「そうなの? 今のなんか私のキャラと違う様な気がしたけど、まあいいや(^^;」
H「特に余震が怖いねん。一回大きいのを体験してもうてて、その破壊度とか衝撃度が分かってもうてるから、揺れた瞬間に“あっ、もしかしたらこの家壊れるかも”って思ってまうんやけど、揺れが割と凄かったらその場から動こうにも動かれへんねんし、逆に危なかったりすんねん。ある意味賭けやわな。無意識の内に“あっ、もうこの行動でええか!”って思って、体が動かんようになってまうというか。ましてや今回の余震なんか殆ど本震と変わらんぐらいの奴ばっかりやんか。これはホンマに怖いと思うで。」
浅「もう、結果をただひたすら待つって感じ?」
H「そうそうそう。そんな感じ。まさに“運を天に任せる”って感じやな。」
浅「じゃあ、当日は寝れなかったんじゃない?」
H「いや、意外と寝れたな。朝の9時ぐらいになって電気だけ戻ったけど、テレビ付けたらいきなりビル横倒しになってる画が映ったから。自分が小さい頃から良く知ってる所とかがムチャクチャになってる映像とか見たら、やっぱ言葉出えへんよ。そんなん一日中見てると、さっき余震が一番怖いって言うたけど、眠たくなる頃になったら余震とかもう関係無くなるもんね。“あ、もうええわ。こんなすごい状況やねんから何かで死んでもしゃあないわ”ってなってもうて。」
浅「ふーん・・・。」
H「・・・まあ、こうやって誰かの体験談聞いたり、そういうテレビ見たって、全く何とも思わへん奴はおるからね。“地震があったみたいだね。まっ、俺たちには関係ないよね。仔猫ちゃん。”ってなる奴とかね。」
浅「分かりやすいキャラだなぁ(笑)」
H「でも、それに関してはしゃあないと思うな。実際体験してないもん、って言われてもたらそりゃそれまでやわ。でもまあ、当分の間はお前らも当事者と同じ気分で生活せんかい!!っていうのは無理にしても、“うわぁ・・・大変やな・・・”って当事者の気持ちを汲むぐらいは絶対にやらなアカン。やらなアカンって言うか、普通に感じんとアカンと思うねんけどなぁ。」
浅「テレビとか見て?」
H「テレビはテレビでも、ニュース速報的なやつね。」
浅「どういうのがダメなの。」
H「あのー・・・典型的なパターンを挙げて言うと、“実際に被害に遭われた○○さんにインタビューしてみました。・・・いやぁ、本当に現地では○○さんみたいに辛い気持ちをされてる方が沢山おられるんですね・・・。”みたいなタイプとか。あんなん最悪やと思うな。」
浅「あぁ、ドキュメンタリーみたいなやつか。」
H「極端に言うたら、その○○さんが辛い思いをしてるのを見て、お前らも一緒に泣け!!って訴えてるようなもんやんか。」
浅「えーっ、いくらなんでもそれって極端すぎない?(^^;」
H「いや絶対そうやねんって。それ放送してる側も、取材とかやって他人の不幸をドキュメンタリーチックに仕立てていく過程に酔ってもて、“自分達は被災者じゃないけども、少なくともあなたたちよりは気持ちが分かってますよ〜? 被災者の気持ちが分からないあなたも、分かってる私たちの作ったドキュメントを見たら絶対に分かりますから。”みたいな視点でやってるから、余計にそう見えてまうって言うかさぁ・・・。」
浅「やらしいなぁ、なんか(笑)」
H「せっかく映像と音を大多数に伝えられるような環境があるのに、何でそんな形式しかできへんねんお前らは!!」
浅「急に怒るなよ(^^;」
H「地震に関係ない立場の俺らは、まず現地の状況が知りたい訳やんか。その○○さんがどうやったとか、そんなん言うてる場合や無いねん。」
浅「えっ、じゃあその○○さんはどうでもいい存在なの? キミの言う、“死んだらええねん”みたいな。」
H「ちゃうがな。アホ。“震度6の大地震”って言う情報が伝わった段階でそういう目に遭ってる人がおる事なんか普通に分かる事やねんから、わざわざその人に対してスポットを当てたりするのは迷惑やろって言うてんねん。よそから見てる側も、“大地震”って知った段階でそういう目に遭ってる人がおるって思わんとアカンねん! スポット当たった人を見てやっと“あっ、こんな目に遭ってる人がいるのかっ!”って思ってる奴は、ある意味一番幸せな奴やけど、そいつは自分が一番幸せやって分かって無いんやから、まあ、全治6ヶ月ぐらいで。」
浅「なにがどうなって全治6ヶ月なの(^^; それ、具体的なのかなんなのか良く分かんないよ(笑)」
H「現地に親類とか友達とかおる人は、他人が“もうそんな細かい所まで・・・ええやろそんなもん!!”って苦情来るぐらい細かい情報が欲しい訳やから、その人らの為だけに流したらええねん。放送する立場の人間の個人的な意見とか、もうそんなん要らんから。まずは現状を教えて、と。」
浅「だったら、どこか一つの放送局がやってればいいんじゃないの?」
H「いやぁ、そら全局やった方がいいよ。各個人に合った情報の理解の仕方があるから、色んな体裁は必要やし、局ごとに新しい情報が出てくる早さも違うしね。ただ、ドキュメンタリーチックに仕上げたやつだけはホンマに要らん! 他人の不幸をネタにして利益を得ようとするのは絶対やったらアカン。」
浅「うん。今日の怒りは私も分かる。話聞いててそう思ったもん。」
H「これでさ、被災地に向けてイタズラとかオレオレ詐欺とかしとる奴って・・・。どうしよう?」
浅「どうしよう?って・・・。どうしよう?」
H「うーん・・・。まぁ・・・。なぁ? 和える?
浅「和えるって(^^; もう和えられる状態にしちゃってるの?」
H「そらそうやがな。そんなもん和えられるまでのプロセスを語るまでにも至らんわ。そんな奴らなんか。ボウルに放りこんで、小麦粉と卵加えて、グニグニつぶすもんやんか。そいでパン粉かなんかまぶしてね。」
浅「揚げ物系なんだ(笑)」

H「じゃあ、今夜もコレいっときましょう。」
浅「はい。ハガキのコーナーです。」
ハガキ「そういえば、看護婦の加藤さんが持ってるバインダーは、一体どんな秘密が隠されてるんですか?」
H「ぬり薬がたっぷり塗ってある。」
浅「え、バインダーの裏側に?」
H「そう。」
浅「そんなの、バインダーに塗ってたからってどうにかなるの?」
H「いやいや、せやから、ちょっと年いったおっさんの患者とかやったら、加藤さんにセクハラとかもしてくるやんか。」
浅「えーっ(^^;」
H「そういうおっさんに対して、“もーう、○○さんった、らぁ!!!”って言うて、バインダーで思いっきりそのおっさんをしばくねん。その時に、そのぬり薬をぬってある方がおっさんに直に当たるようにね。」
浅「あっ、それで一応治療になってると(笑)」
H「いや、治療って言うか、もうそのぬり薬がおっさんの体に触れた段階で、おっさんはもう病気治ってもうてるからね。早よ帰れ!!みたいな。」
浅「効き目はやっ!!」
THE  END

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