Mid-Night  Talking ’03
キャピ子もうちょこっとだけ
CAST/浅 → 浅田キャピ子 / H → Harue 

浅「こんばんわ。キャピ子だよ。」
H「Harueだよ。そんなもん。」
浅「・・・ ・・・ ・・・ ・・・はぁ。」
H「どうしたんだよ。」
浅「あのさぁ。やっぱりさぁ。やめにしない?」
H「何を言ってるんだよ。俺たちあの厳しいレッスンに耐えて、やっと結成したデュオなんだぜ?」
浅「おい。」
H「この前出したセカンドシングルだって、なんとか82位にランクイン出来たじゃないか! 次だよ次!」
浅「もうちょっと普通に聞いてくれる?(^^; そんな夜中のコントいらない。」
H「何がいな(^^;」
浅「あのね? このラジオって“キャピ子もうちょこっとだけ”・・・。」
H「またその話かいな。もうええやないか! こないだ同じ事言うてギャラ100万上げてもろたばっかりなんやろ!?」
浅「もーっ!」
H「なんでそんな可愛く怒んねん(^^; 俺ら浜辺におんねや無いんやぞ?」
浅「浜辺って(笑)」
H「ほいで? あねごは何をそんなに悩んでまんねや?」
浅「だいぶ前にさ。言ってたじゃん。“キャピ子もうちょこっとだけなんだからキャピ子が先に喋れ”って。」
H「ああ。そんな事も言うたよねぇ。この春は。」
浅「やめよ? あれ。」
H「何で。」
浅「だってさぁ、何喋ったらいいのかも分かんないし、何かスベってる気がするもん。」
H「自分の第一声が?」
浅「そう。宙に浮いちゃってる感じがする。」
H「そうかなぁ。俺は逆に面白いと思っていっつも聞いてんねんけど。」
浅「“逆に”って事は、面白くなさすぎて面白いって事でしょ? 呆れてるって事じゃない?」
H「いや、それよ。それがええねん。安定感があるから。」
浅「安定感?」
H「例えば、どっかの芸人みたいに“第一声から笑いを取りに行こう!”って思って喋った時にスベってみ? その後のトークは起きあがる所から始めなあかん事になるやんか。」
浅「はあ。」
H「でも、自分は歌手で別に笑いなんか取らんでもええのに取りに行ってる。しかもアイドルで、最近コンタクトにして素顔もかわいい。」
浅「うん。」
H「うわっ(笑)」
浅「え? いや、あっ、な、何?」
H「いや・・・、ね? 顔かわいい。そんな子が頑張って無理してでも、第一声でリスナーの心を笑いで惹き付けようとしている。これを見ただけで、もう聞いてる人は満足なんですよ。何か心がほっこり・・・とするんですよ。“あぁ・・・頑張ってるなぁ・・・。この子。”ってね。」
浅「近所のおばちゃんみたいな感覚だね(笑)」
H「せやから、別に結果面白くなくてもそれでええねん。もっと言えば、しどろもどろになっとってもええねん。可愛いからそれで許せるねん。」
浅「それはいくらなんでも(^^;」
H「“あ、あのっ・・・。こ、こん・・・ばんわぁっ・・・。そのっ・・・あさ・・・だ・・・っ。・・・や、やっぱりいいです! すいませんっっ!!”とか言うて、逃げるパターンとか。」
浅「自分のラジオなのに“いいです”って(笑)」
H「それでもうエンディング・・・。」
浅「えっ、それで終わり!? なんじゃそりゃあ(笑)」
H「聴いてる人は、“あぁ・・・今日も頑張っとったなぁぁっ・・・。ホンッッッマにエライわぁ、あの子・・・。”ってなりよるわ。」
浅「どんだけ恥ずかしがりやなの。私(^^;」
H「ほいで娘に、“響子! 同い年のキャピ子ちゃんなんかなぁ、こんっっなに健気に一生懸命やってんねやで! せやのに何やアンタは。もう辛抱たまらんわ。出ていき!! ウチはもうキャピ子ちゃんしか面倒見いへん!! 出ていき!!”」
浅「いや、そのお母さん私の事ひいきしすぎ(笑)」
H「な? こういう事もあるんやから。お前がこれからも口火切っていかんと。心をあっためんと。」
浅「やだ(^^; 私はその響子ちゃんのほうがかわいそう(笑)」

H「話はがらんと変わりまして。」
浅「ほいほい。」
H「最近の中学生ってどうだぁ? これ。」
浅「どうって?」
H「ほら、今って中学生って言うだけで非常識やとか色々言われるやんか。」
浅「そんなに言われてる?」
H「いや、何か問題起こしたりするのに中学生が多いから、そんな事言う奴が出てきてるんやろうけどな。」
浅「私は別にいいと思うけどなぁ。中学生なら失敗しても。」
H「楽しいてしゃあない年頃やと思うねんよな。中学生あたりって。」
浅「どういうふうに?」
H「そら、興味も多くなるから行動範囲も広がるし、出費の桁も小学校とは全然違うしやなぁ。うまい事行ったら・・・ ・・・なぁ?」
浅「・・・うん(^^; 運が良ければね(笑)」
H「今まで入れんかった所に急に行けるようになって、何でも見て、触れたいから、その後に何が起こるかとか誰がどう思うかとか、そこまで頭が着いていかへんねん。多分。自分はどれが合うか模索してんねんな。」
浅「その結果を知りたいから、見たり触れたりしたくなるんだ。」
H「せやから、ちょっとぐらいデキが不完全で当たり前やねんよな。仮に本人に完全な物を目指したいって気持ちがあったとしても、世間の言う完全な物を作り出すのはまず無理やわ。悪いけど。経験が無いんやからデキにムラがありまくり。」
浅「それに対して周りも突っ込んだりすんなよって話だよね。」
H「ていうか、出来んで当たり前の奴に対して“うわっ、お前できへんねや!?”とか言うこと? これ、ダメね。」
浅「ダメって言うか・・・。別にそんなに面白がって突っ込む様な所でもないし。」
H「そんなもん、小学生の奴に高校の宿題やらせて、出来へん小学生見てバカにしとるみたいなもんやで?」
浅「そうそう。ホントにそうだよ。」
H「まあな、このラジオ聴いてる中学生の人とかは、“出来へんとか言うな! 一生懸命やっとんねんこっちは!”って思っとる人もおるかもしれんけど。今は俺みたいな奴の煽りなんか放っといて、自分のやりたい事とことんやったらええねん。その時点で、お前の事煽ってる奴らをもう追い越してるから。」
浅「うん。」
H「とはいえ!? ルールはちゃんと守りましょう。分からんかったら自分で意味調べて。それ出来んかったら煽られても文句言うたらアカンわな。」
浅「・・・さあっ、今週もとうとうお別れの時間が。」
H「はい。今週の“赤面アイドルキャピ子ちゃん”も。」
浅「違うって(^^; 勝手にそっちが言いだしたんじゃん。」
THE  END

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