2003/02/27 おもちゃ | ある日を境に、ゲストブックの書き込みが激減するようになった。 多くても1週間に1度。でもアクセスは常時800以上。変な現象だった。 最終的にはゲストブック撤去という形にしたが、当時この原因は分からなかった。 でも、バイト休みで、別にうなって考えた訳でもないのに、今日一つの答えが出た。 「キャピ子もうちょこっとだけ」の開始だ。
あの企画が始まった事で、ダークだったうちのサイトイメージは、たぶん一変した。 「キャピちょこでブレイクしたサイト」とか、「〜で台頭した若手サイト」とか言われて、 おかげで一瞬で看板企画になった。だが、サイト内外のコミュニケーションは減った。 それまでやってたテキスト企画はやや難しく、ゲストブックでの議論で崩しながら、 柔らかくして理解しなければならなかった。しかし、それが同時に交流となっていた。 だが、「キャピちょこ」は最初からイメージも柔らかいままで表に出ているので、 仮に本当は何を伝えたいのか分からなくても、「まあ、面白いからいいか」となり、 管理人に議論を持ちかけたりする必要が無くなった。しかも、それ以外の企画も、 選手データ集やらリンク集やら、「一目見ればすぐ理解できる」ものしかない。 唯一サイト内関連でゲストブックに書けたのが、過去の難しいテキスト企画の事だった。 今まで交流=議論の1本線だけだったうちのサイトのコミュニケーションのもろさが、 あの閑散としたゲストブックを生み出す結果になったのでは。という結論に達した。
昨今の質問行為の常識化を見れば、設置してても結局そうなってたのだろうが、 自分のサイト外の場所でも、自分と他人が会話で盛り上がるような事は滅多にない。 それは結局、自分に対しても自分が作る企画に対しても「言うことが無い」から。 完璧で言うこと無し!の方ではなく、「敢えて会話するほどの事でもないし」の方。 それが「BASELESS-PAGE」と管理人「Harue」のイメージなのではないだろうか。 仮に自分がサイトを閉鎖しても、自分が自殺しようとも、状況は同じだと思う。 「あ、そーなんだ。」で終わる、どうでもいい他人の領域。
でも、こっちは別に、閲覧者とか交流で見返りが欲しい為にやってるのではない。 自己満足と自己発散を不特定多数の人間にも見える様にしているだけの話だと思う。 言い換えれば、「これ、僕が散々遊んで飽きたおもちゃだけど、みんなも使って楽しむ?」 うちの現状としては、管理人と閲覧者の関係はそんな感じじゃないだろうか。苦しいが。 |
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