2000/12/31 帰郷 | バイトが20時30分に終了。思ったより遅くなった。 猛ダッシュで自転車こぎ、下宿に置き、電車に乗り込んだ。 窓からは新世紀が迫る東大阪の家々の灯り。車内には疲れ切った乗客たち。 某デパートの「21世紀まであと1日」というネオンが逆になって窓に映る。
JRになると、人もさすがに多くなってくる。 年越しイベントのためか、大阪城公園駅でドヤドヤ人が降りた。 やけに静かな空気を保っている車内。みんな疲れてるのだろうか。 阪急、神戸電鉄もほとんど同じ様な空気だった。
実家周辺ともなると、さすがに寒い。厚着してきて正解だった。 家が見えてきた。なぜか寒さも忘れ、帰る足も速くなる。 静かに玄関を開けると、仕事からたった今帰ってきてぶっ倒れている41歳の母が。 起こすのも悪いので、1人で静かにテレビを見ていると母がうなり声を出して目覚める。 紅白歌合戦も母と会話している内に終わってしまい、ゆく年くる年へ。 ビールと刺身と話が止まらない親子2人。除夜の鐘もあやふやな内に鳴り終わる。 その10分後くらいにようやく年が明けた事に気が付き、改めてご挨拶。 でも、2000年は今までで2番目くらいに幸せな年だった。それだけは言える。 プラスもマイナスも多かったけど、最終的にはプラスになったんだし。 ある日は地獄にいる様な気分になっても、最後に笑えればそれで流せると思う。 せめて来年は、「自業自得」的なマイナスは減らすようにしよう。 |
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