大阪一人暮らし/2000年12月1日  →  12月31日

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   2000/12/31   帰郷

バイトが20時30分に終了。思ったより遅くなった。
猛ダッシュで自転車こぎ、下宿に置き、電車に乗り込んだ。
窓からは新世紀が迫る東大阪の家々の灯り。車内には疲れ切った乗客たち。
某デパートの「21世紀まであと1日」というネオンが逆になって窓に映る。

JRになると、人もさすがに多くなってくる。
年越しイベントのためか、大阪城公園駅でドヤドヤ人が降りた。
やけに静かな空気を保っている車内。みんな疲れてるのだろうか。
阪急、神戸電鉄もほとんど同じ様な空気だった。

実家周辺ともなると、さすがに寒い。厚着してきて正解だった。
家が見えてきた。なぜか寒さも忘れ、帰る足も速くなる。
静かに玄関を開けると、仕事からたった今帰ってきてぶっ倒れている41歳の母が。
起こすのも悪いので、1人で静かにテレビを見ていると母がうなり声を出して目覚める。
紅白歌合戦も母と会話している内に終わってしまい、ゆく年くる年へ。
ビールと刺身と話が止まらない親子2人。除夜の鐘もあやふやな内に鳴り終わる。
その10分後くらいにようやく年が明けた事に気が付き、改めてご挨拶。
でも、2000年は今までで2番目くらいに幸せな年だった。それだけは言える。
プラスもマイナスも多かったけど、最終的にはプラスになったんだし。
ある日は地獄にいる様な気分になっても、最後に笑えればそれで流せると思う。
せめて来年は、「自業自得」的なマイナスは減らすようにしよう。

   2000/12/30   あの一言が離れない

どうにか体調も持ち直し、のど飴をなめながらバイト先へ。
そんな体でのバイト中、閉店1時間前にチーフがこんな一言を。

チ「大丈夫か?   ちょっと休憩でもする?」
H「休憩ならもう取りましたけど?」
チ「いや、それとは別に、5分か10分くらい。」
H「いや、大丈夫っすよ。」
チ「まあ、働いてる時間はいつもと一緒だもんなぁ。」

まさに突然の会話。
疲れてる素振りは見せてないと思ってたが、無意識のうちにそうなったのか?
最後の1時間、ずーっとその事ばっかり考えながら作業していた。
単にチーフの「やさしさ」ってなもんだったんだろうけど。

   2000/12/29   風の邪と書いて

「カゼ」と読む。んなこたぁ分かってる。

9時に目が覚めたが、体が起きあがらない。
遭った事は無いが、かなしばりにあったかのように、体が動かない。
起きあがるのに30分かかり、なんとか上半身は起こせたが、
喉が痛み、おなかも数分おきに刺すような痛さがやってくる。
「やっちまった・・・。」と、ひとり言。すかさずバイト先に電話を入れ、再び寝る。
しかし、おなかと喉の痛みで寝るに寝られない。
適当に服を着込んで、のど飴を買ってきてすぐに食べて再び横になる。

3時間後、目が覚める。体はまだだるいが、他はなんともない。
とっておきの食料を贅沢に食べ、熱めの風呂に入ってすぐさま寝る。
結局、この日は寝てばっかりいた。

   2000/12/28   結晶へのジャーニー

いよいよ今日はバイトの初給料日。
11月10日から今までの約2ヶ月間。本当にこの日まで長かった。
メシが無くなれば麺をすすり、麺すら無くなれば水を飲み続けた。
でも、そんな悲しい日とも今日でお別れ。銀行へいざっ。

−   あなたの残高:0円   −

た、タダ働きだった・・・。
と撃沈しているヒマもなく、さっそくバイト先に電話。最初の月は手渡しである事を知る。
「バイトでもないのに、なんでわざわざバイト先に行かにゃならんのだ。」
と、心の中で愚痴りながらバイト先へ到着。給料を受け取り、トイレの中で開いてみる。
するとそこには、“95468”の文字が・・・・・・ををっ。泣けるぜ。こぼれるぜ。
と、泣いているヒマもなく、その足で自転車屋へ行き、ママチャリ購入。
そのまま乗って家に帰った。もちろん、途中で00決定版も購入。
PS2&パワ7決定版は、親の家計の都合(家賃立て替え命令)で延期となった。

   2000/12/27   午後8時の乱打戦

1ヶ月以上前から通告されていた新観コンパがいよいよ本日始動。
このためにわざわざバイトの休みも振り替えさせてもらったんだ。
今夜の一投で、今年の辛かった思い出なんかふっとばしてやろうぞ。

17時30分。近鉄F駅にて先輩部員と待ち合わせ。
10分後に全員が集まり、いよいよグランドへと向かう。
自己紹介で思い切り目立った後、ついに「乾杯」のプレイボール。
先発はナマ中。1口目で球筋を見極め、2口目で一気にホームイン。
早くも先発はマウンドを降り、続いて角○シングル。
4口目に初めてストライクを捕られ、一瞬たじろいたが、何とかフォアボールに持ち込む。
その後、焼酎−赤ワインと続いたが、調子を取り戻したHarueは簡単に攻略していき、
ついにラストオーダー。大ビンの登板である。
リリーフだけあって、さすがのコントロール。見事に三球三振。
そこからHarueの行動を知る物は誰もいない・・・。

   2000/12/25   クリスマスといえば大掃除っ!!

誰が何と言おうと大掃除っ!!   大掃除なんや!!!
という感じで、頭の中で無理矢理こじつけつつ、部屋の大掃除を始める。
もともと誰も来ない様な部屋だが、掃除しかする事が無かったのが始めた理由だ。
フローリングをピカピカにした後、テレビの拭き掃除をテレビを見ながら始める。
1年も掃除してないと、結構ブラウン管とかに黒いやつがこびりついていて、
ティッシュで力一杯磨かないと取れないほどになってしまっていた。
綺麗にしたあと、テレビを付けてみるとビックリするほど画質が鮮明になった。
パソコンのモニターも同じように磨くと、これまた画質UP。感動してしばらく眺めた。

今度はHPの大掃除と改装しないとなぁ。今年中に終わらんだろうけど。

   2000/12/24   ラスト・クリスマス

自身19回目のクリスマスイブ。
去年も大学受験でプレゼントという形での金も貰えなかったし、余裕も無かったが、
今年は余裕は死ぬほどあるのに、何にも出来ないという悔しさがプラスされている。
それ以前にバイトがあったので金があっても何も出来ないけど。

クリスマスが何か望みを叶えてくれるっちゅうのなら、これだけでいい。
来年は何かさせてくれ。今年はもういいから。

   2000/12/23   愛し、恋しの200円

今日も今日とて11時から20時までみっちりバイト。
何が天皇誕生日やねんっちゅう話だが、今更言ってもしょうがない。
親元離れ、そばにいてくれる人も遠くにいる様な貧乏学生には、
ひたすら労働、労働あるのみなんだから、そう割り切って過ごすしかないと思う。
「クリスマスはさぁ・・・」とか言って鼻の下伸ばしてる奴も周りにはいないし。

そんな今日の朝、駅で回数券カード(5回残り)を取り忘れていた模様。
それにバイト先で気づき、探そうとして財布を探っていると、200円を落とす。
200円はうまい具合に床を転がり、荷物の山の闇に消えていった。
あぁ・・・。(--;   (←泣きたいらしい)

   2000/12/22   今年は+年? −年? ±年?

ニュースステーションが今世紀最後の放送を終えた。
早くも新大学1年生向けのマンションのCMが流れていた。
突然トラッキー氏がバイト中に店に現れた。(これは関係ない)
テレビも世間も、まもなく年末を迎え始める。
「20世紀はどんなんだったかなぁ・・・」なんて思いふけったりしてみる。
自分的に良い年を「+年」、悪い年を「−年」、普通の年を「±年」として考えてみた。

+年・・・1984,1985,1988,1990,1992,1997,1998,2000
−年・・・1986,1987,1989,1991,1993〜1996,1999
±年・・・1981〜1983
以下理由。

1981:11月に生まれたので記憶なんてある訳がない。
1982:1歳。もちろん記憶無し。
1983:2歳。見事に記憶無し。
1984:阪神戦初観戦。勝利の悦びを知った。
1985:阪神優勝、日本一。スーパーマリオでファミコン初体験。
1986:保育所入園。いじめに遭う。スペランカーに大ハマり。
1987:保育所2年目。状況全く変わらず。元祖ビックリマン集めに勤しむ。
1988:ドラクエ3漬けの日々。小学校入学。全科目はなまるもらう。
1989:保育所唯一の友達が転校。テトリスに友達とバトルの日々。
1990:ドラクエ4に大ハマり。花の万博が楽しかった。
1991:担任がめちゃ怖く、怯えの1年。
1992:阪神大躍進で2位。一番阪神戦観戦が多かった年。ドラクエ5ハマリ。
1993:自己中心的な担任に悩みの日々。聖剣伝説2にハマる。
1994:中学校入学。初恋。正に村下孝蔵。だが両親離婚する。
1995:阪神大震災、震源地にて遭遇。ゲームへの興味が薄れ始める。
1996:高校受験。女子2人に目を付けられ、逃げ、惑う日々。パワプロと出会う。
1997:県立高校入学。なぜか「いいひと」というあだ名をもらう。
1998:初のバイト。HP開設。初体験が多かった年。(アレ以外)
1999:大学受験と、またも女子に目を付けられ、1年間苦しみっぱなし。
2000:大学逆転合格。一人暮らし開始。天国とも言うべき大学生活の始まり。

「+年」「−年」「±年」の割合は、人それぞれ。1度考えるのも面白いかも。
今年のニュースステーションは今日で終わったけど、この日記はまだまだ続く。

   2000/12/21   やっぱりHarueは調子乗り

クリスマスマスイブまであと3日。
その日の立場が分かっていながら、「何かミラクルが・・・?」とか期待してしまい、
ついつい指折り数えてしまう気楽な自分。本当にバカ野郎だとふとんの中で気づく。

もめ事を起こし、とあるチャットを自己謹慎して早くも1ヶ月弱。
ところが、逆にやりたかった事が多く生まれて、更新作業が楽しくなっている。
たぶんこれは、傍観者の評価とかを気にしなくなったせいだと思う。
決して他の人と話してたから駄目になったんじゃなく、あくまで自分の心の問題だけど。
人に誉められたい事で頭が一杯になって、自分の本来やりたい事が違う方向に行って、
それが最終的には、第三者の逆鱗に触れて作った物を壊して、落ち込んでしまう。
こうなってしまっちゃあ、管理人として終わりなんだなぁとつくづく思った。
やっぱりHPってのは他人を気にせず、自分の空気を充満させないと駄目だなぁ。
かといって、閉鎖的になりすぎちゃあ、逆にもめ事起こしちゃうけど。

   2000/12/20   遙か彼方のあの人へ

今年も年賀状を出そうか出すまいかと悩む時期が来た。
Harueはいい加減で中途半端な典型的O型だが、年賀状だけはちゃんと出す。
自分の手で書いた文字が、向こうがどんな顔であれ読んでくれるのが嬉しいのだ。
読まずに破り捨てられてしまったら、嬉しい以前に何もかも終わりだけど。
まあ、そんな悪印象を与えてしまっている様な相手に年賀状なんて出したくないし、
本当の年賀状を出すのは、自分が友達・親友+αと思う人間じゃないと駄目だよなぁ。
上司に義理で出すような年賀状は、ただのクジ付きの厚紙だしなぁ。

今年はオフ元年という事もあり、中学・高校時代の友人の他に、
3人のパワプラーにもご住所を教えて頂き、本物の年賀状を出した。
気の早い話だが、来年は何人のパワプラーに本物の年賀状を出せるのだろうか。
というか、このページが来年の今頃にもまだ存在しているのかが大問題だ。
本当に来年の今頃まであったら、もう運営4年目になってんだぞ。

   2000/12/19   寝不足症候群

あれだけ寝たというのに、今日も14時に目が覚めた。
寝ても寝ても寝ても、体が寝た事になってくれない。逆に疲れてる。
オレはのび太か。

バイトに出て、真っ先にチーフに日曜の事件を話すと、
「マジかいな?   病気と違うか?」と逆に心配されてしまった。
なんとも心優しい兄貴的存在のチーフの心の広さに頭が上がらない。
改めて、今のバイト先で働くことが出来て幸せだなぁ、なんて思う。
・・・はっ。もしやこれがヤツら(店側)の作戦かっ!?

今日はうっとおしいパートのおばちゃんが2人とも休みだった。
うーむ、平和なり。

   2000/12/18   2ケタのクリスマスウィーク

昨日の事を大学でパワプロのプレイ中、同じバイト先の先輩に言うと、
   「今日はバイト休みやし、明日行った時に言うたらええんちゃう?」
   「うーん・・・。」
まだ考え込むHarue。
   「大丈夫やって。なんせ人が足りんから、そんぐらいじゃクビにならんよ。」
   「・・・ほう。そう言われるとそうですねぇ。」
なぜか納得するHarue。
でも、だからってそれをいい事にバイトサボったりする気はせんけど。(当然じゃ)

午後7時、たっぷり先輩とゲームで遊んで大学を出て、食料調達へ。
買い物が終わった後、財布を見ると・・・。うひゃ、260円もあるじゃん。
銀行に67円あるから、まだ327円もあるのかぁ。学食のきつねうどん定食が食えるな。
周りから、「金銭感覚が2桁ほどマヒしとる」とか言われそうだけど。

   2000/12/17   空白の18時間

昨日の疲れはそのまま眠気に変わって、早めの午前2時に就寝。
そして、長い夢から気がつくと、時計は8時を指していた。
「ふわぁぁ・・・バイト行くか・・・。」と、寝ぼけ眼で電気をつけ・・・。
・・・ちょっと待て。なんで朝の8時なのに、こんな暗いんじゃ?
慌てて電気をつけ、ビデオの時計と見ると、“8:15PM”。
おいおい、もう店閉まっとるやんけ。
それ以前に、2時から20時まで寝てる自分がどうかしてるか。

目覚ましもちゃんと午前8時に掛けたのに、今まで何にも音がしなかったぞ。
そんなに疲れが溜まってたのか?   それとも毎日の寝不足がたたったか?
電話は留守電にしてたが、入っていない所を見るとこちらの連絡を待ってるのか?
でも、もう店閉まってるし、後日言うしかないよなぁ。
・・・と、観念して年賀状を書き始める。

しまいにクビにされちまうなぁ。気をつけないと。

   2000/12/16   疲れの原因は

寝不足である事が判明。
というのも、8時起きで9時間働いた今日と、AM3時起きで3時間働いた昨日では、
昨日の方が疲れの目盛りが大きかったのが今日、分かったから。
これで子連れヤクザ風の客に言葉の暴力受けなかったらもっとよく分かったのに。
品物が見つからないイライラを店員にぶつけるなっちゅうの。

ああ、やだやだ。
こんな日は悪い子も早めにねよねよ。

   2000/12/15   今年を文字で表すと

バイトも疲れただけで、な〜んも無かった日なので、
「金」の今年を、敢えて自己流で一文字にして表してみよう。

「勝」「切」「悩」「記」
以下理由。

「勝」・・・阪神戦観戦通算12連勝、大学合格。
「切」・・・Harueのオフ会元年。
「悩」・・・バイトの面接落ち、HPの事で。
「記」・・・ぼや記が日記からコラムに成り下がった年として。

来年、文字として表してみたい文字。
「経」「金」「成」
願望理由はどうか個別にお察しを。質問しても答えられんし。

   2000/12/14   あなたさえいてくれたら

12月14日。
今年もあの人が部屋にやって来た。

冬の寒さで体も心も孤独感で漬かりきった自分にも、
あなたは素直に、それでいてやさしく自分を暖めてくれる。
頭のあたりをいじればいじるほど、赤くなりながらも自分を暖めてくれる。
寒さと孤独に包まれた4畳半の部屋を、ゆっくりと安らぎの空間に変えてくれる。
受験勉強で苦しんでいた去年の今頃も、あなたはいつもそばにいてくれた。
あの時のあなたの存在も嬉しかったが、今年のあなたの存在は、なお嬉しい。

・・・以上、「電気ストーブとわたし」でございました。。
アレと思った人は25人中、何人くらいいるんだろうか。

   2000/12/13   ぐったりのすっからかん

体調があんまり良くない。
実は昨日もその理由でバイトまで休んでしまっている。
今日はバイトにはちゃんと行けたのだが、帰ってきたらもう体が動かない。
飯も簡単に作れる焼きそばと手羽中食って終了。
いつもより3時間も早くベッドインしてしまった。

財布の中身も、もう銀色の硬貨が1円玉以外見えない。
残高は相も変わらず「5・6・7」が綺麗に並んだまま。
わしは「めぞん一刻」の五代さんか!?(分かりにくっ)

   2000/12/12   手足が凍え、体が震え

洗い物などをする時、熱めのお湯じゃないともう洗い物が出来ない。
ホットカーペットをつけてないと、体がガタガタ震えてくる。
ふとんにしても、毛布が無いので深くもぐってもメチャメチャ寒い。
こうなると、部屋着を強化するしか手は無い。みじめ、みじめ。(--;

これほど寒くなったと思うと、あれほどまでに暑かった夏が嘘みたいに思えてくる。
一番暑い時に東京で、一番暑い道路の上で寝ていた自分が存在が信じられない。
ふとんもかぶってないのにまだ暑かった大阪の夏との闘いはどこいったのよ。

最近、バイトの職種のせいなのか、指先が固くなってきた。
こんな自分の手を暖めてくれるのは台所と風呂のお湯だけ。今のところは。(?)

   2000/12/11   何をやんねん。何を!

高校時代の友達(浪人中)から電話があった。1ヶ月ぶりだ。
いよいよ向こう側も本番。センター試験、大学入試まであと2ヶ月。
ぜひぜひ、合格を勝ち取って祝杯を酌み交わしたい所であるが・・・。
この浪人(って言うのも失礼だが)、ここに来てどうも自信が無さげなのだ。
いくら浪人とはいえ、この軽い自信喪失は誰にでもある事なので、
こちらも軽めに励ましはしたものの、回復したかどうか心配である。
この感情は、大学受験を受けた物にしか分からない特殊な感情。
勝てば暖かい光が体を包み、負ければ終わりの見えない受験戦争に戻される。
苦しい闘いだが、経験としては決して悪い経験ではない。

   2000/12/10   上を向けば上がいた

10時30分に目が覚めた。
本来ならこの時間に電車に乗っていなければならないのだ。
ぶっちゃけた話、「寝坊しちまったい。」(心の声)

大急ぎで支度して、家を出る。
寝坊しなければ昼飯も買えたのだが、そんな暇もなくそのまま駅へ。
各駅停車しか止まらない駅なので、2本遅れた電車に乗る。
駅に着いた瞬間から猛ダッシュでバイト先へ急ぎ、どうにか3分の遅刻で済んだ。
もともと時間にはルーズなバイト先なので、店の人には何にも言われなかった。

その後しばらくすると、同じ大学の先輩が出勤してきた。
その先輩は、普通なら1時出勤なのに、3時に店にやってきた。
「いやぁ、遅刻しちまったたぁ。」
これ、遅刻って言うか?

   2000/12/09   ダイアリー・ウォッチング

「管理人のぼや記」が日記だった頃みたいに、たまに書く日記ではなく、
こういう毎日書くような日記にスタイルを変えてからというもの、
他人の日記を見るのも最近のマイネットサーフの1つの波になっている。

パワプロ系には自分と同年齢('81生、'88小学校入学)のパワプラーが異様に少ない。
どれだけ頭を探ってもN氏しか出てこない。(他にもいらっしゃったら平謝りモン。)
だから、見るとなると年下か年上の日記ばっかりになってしまうのだが、
それはそれでおもしろかったり、また新しいことを学んだりもできる。
現役高校生パワプラーの日記となれば、毎月のテストの苦しみの声に同情し、
社会人パワプラーとなれば、将来自分にも訪れる未来の模擬体験になる。
中にはどちらにも至らない内容の日記もあるが、それはそれでいいだろう。
日記ってのは生活の中で溜まった自分の経験値を文字にして書く物だから、
恋物語にもなるだろうし、キレた出来事を切り捨てる場にもなるだろうし。
それをネットで見る人は、その人と仲がいいか、興味があるかのどちらかだけ。
ある意味、日記ってファンレターみたいなもんなのかもしれない。

なんでこのつまらん日記、毎日25人以上も見てくれているんだろうか?。

   2000/12/08   人のふり見て我が母思い直せ

バイト先に、何とも腹の立つパートのおばちゃんがいる。
言葉では表現しにくいが、悪い意味で「浮いている」のである。
人の欠点を平気な顔して言い放つし、自分の欠点は素直に認めないし。
夕方あたりになると「私はあなたより疲れているのよ」と言わんばかりの態度。
他人の疲れを、自分の疲れの10分の1程度にしか思ってないのが余計腹立つ。
店内のいる時の営業的な愛想と、店の裏での態度のギャップがあまりにも違いすぎ。
仕事場には必ず1人はいるような、典型的嫌われタイプなのだ。
出勤1日目に他の人から「あの人嫌いなんだよねぇ」という声も聞いたほどだ。

とある日、そのおばちゃんの娘さんが店に買い物に来ていた。
チラッとしかみなかったが、割と好みでやがんの。
性格は知らんが、母が反面教師になってるか、母のが遺伝してるか、50/50だろうなぁ。
そう思うと、うちの母ちゃんって優しいよなぁ。ああ、わしは幸せモンや。

   2000/12/07   レトロ狂、再び。

去年録音した、フィンガー5のベストアルバムがやめられない。
なんと言っても、声変わりしていない晃の歌声がすこぶるヨロシイ。
どうせならMIDIで作って、TOPに掛けたいもんだが、腕っぷしが弱いからできんなぁ・・・。
・・・みたいな事を思いつつ、1日中パワプロ96開幕版をチクチクプレイしていた。
金が無い大学生の休日は、せいぜいこんなもんだ。

とにかくHarueは、古い邦楽、1970〜1980年代の曲をかなりよく聴く。
1日1回は聴かないといられないタチだ。まったくなんちゅうタチなんだか。
最近の歌も聴くには聴くが、レパートリーも知識もあまり多くない。
歌ってる人には悪いが、なんか勢いだけで曲が出来ている気がする。
昔の曲は、限られた環境を最大限に生かしているからイイのかもしれない。
当然、歌手のレベルも合わさっての話だろうけど。

F○S歌謡祭、歌ウマイの少なっ!!

   2000/12/06   ええぃ、寒いっちゅうねん!

とうとう今日で一人暮らし8ヶ月が経った。
「大阪は暖かいにゃあ」とかほざいていたが、やはり寒いもんは寒い。
ついでに言えば、冬物の服があまりないので組み合わせに苦労する。
そんな自分を暖めてくれるのは、ホットカーペットと布団+α。
今後、+αの部分が大きくなってくれる事を願うばかりだ。
一応、Harue家には電気ストーブもあるが、電気代がもったいないのでつけられない。
情けない理由で心底から暖かくなれないと思うと、より情けない気分になる。

電化製品とか布製品以外に、自分を暖かくしてくれるのは・・・。
・・・・・・そう、キミ!!   そこのキミだあっ!!(誰やねん)

   2000/12/05   午前4時の自己回顧

午前4時にふとんに入って眠りにつこうとした時、ついにこの感覚が襲ってきた。
知らない内に今の暮らしに慣れている自分を顧みようとする感覚だ。
言葉ならいい意味で、「俺、いつの間にこんなになったんだ・・・?」である。

まだ「管理人のぼや記」が毒に汚染される前の今年の4月。
ぼや記第82回の頃に、大阪一人暮らしは静かに始まった。
この時にこれが始まるべきだったのだが、この頃はまだぼや記に書けばよかったのだ。
当時は大学生という柵のなさすぎる世界の可能性に圧倒されていて、
生活の何もかもが、右足だけを恐る恐る近づけているという状態。
15年住み続けた家の生活が恋しかった。母のうるさい声が無い生活は寂しかった。
実際その3日後、お金と足りなかった家具を届けにきた母の姿が嬉しかった。
無人島に助け船が舞い降りた様な感覚だった。

でも、今はそんな気は無い。母には悪いが、実家には帰りたくない。
大阪オフ、東京オフ、大阪オフ・・・。オフが続き、数々の出会いがあった。
バイトが決まって、結果的に友達も心をおける先輩も増えた。
生活のすべてを自分で管理しなければならない代わりに、自由を手に入れた。
今は、毎日を自分の力だけで切り開くのが楽しい。(金銭面はまだ別)
Harue-Shinという男は何にしても要領が悪い。自分でも分かっているのに直せない。
それを踏まえて一人暮らしの醍醐味を知らない内に手に入れていると思うと、嬉しい。
いつかは日記としても形としても「大阪一人暮らし」は終わる日が来ると思う。
それはそれで楽しいが、やはり今を目盛り一杯楽しまなければいけない。
体の全部が自分の思い通りに動く今を。

   2000/12/04   冬景色にねぼけ眼を押さえ

今日はバイトはお休み。よって14時起床である。
ひさびさに、商店街に食料を買い出しに行こうか。
・・・と思って、寝ぼけ眼で家を出るが、外のあまりの寒さにすぐ目がさえる。
息をすると、迫る夕日に紛れて白い湯気が見えていた。寒いわなそりゃ。

5000円の軍資金だったが、ひげ剃りジェル、フォーム、シャンプーを買うと半分になり、
さらに納豆、肉、にんにく、ねぎ、ちりめん、ラーメン×15を買うとほとんどゼロ。
店先でサイフの中身を眺めていると、吹き込む微風がさらに身がしみる。
家に帰り、洗い物をして、スナック菓子をつまみながらファイル作成を始める。
バックミュージックに’80の松任谷由美のアルバム「SURF & SNOW」。
広瀬香美が冬の女王とか山下達郎とか世間はうるさいが、自分にはこれが冬の代名詞。
こんな冬の一日には、彼女の歌がよく似合う。ファイル作成に弾みもつく。
夜が来て、肉を焼き始める。あっと言う間に部屋中には煙が立ちこめる。
すかさず窓を開ける。駅の近くからギターと男の歌声が聞こえる。
「こんな寒いのになぁ。」しばらく聴いている時に、自分の息が真っ白なのに気づく。
ふっと遥か向こうに見える大阪のビジネス街の明かりを見ながら思う。

19の冬。
俺を一体、どこへ導く。

   2000/12/03   ちょいと奥さん

バイトをやってていつも思うこと。
どないしたら、そんなんなれんねん。

単刀直入に言ってしまうと、おばちゃんの客の態度に腹が立ってるのだ。
夫婦とか、家族で来る客は、だいたいの場合は態度も普通なのだが、
おばちゃん、特に1人だけで買い物に来ているおばちゃんはタチが悪いのが大多数。
まず、顔つきが違う。切れ長の目に、ヘの字に曲がった眉だ。
店に入ってきた時点で、店自体と店員を信用していない顔がすでに出ているのである。
口調もかなりえらそばっていて、何にもしてないのに怒り気味。
すぐに(といっても5秒くらいで)対応できないと怒りだし、足を荒立てて去る。
分かった分かった、落ち着け!と。バスタオルでくるんでやろうじゃないかと。
もちろん、中にはホントに気のいい人もいるから、ありがたいのだが。

確かに店員は客よりも下の立場だが、それを変に捉えて欲しくないものだ。
店員は主婦のサンドバッグじゃねえんだぞ。

   2000/12/02   土曜の夜はドリル・アワー

今日は土曜日だというのに、ライバル店が出来たお陰で終始ヒマ。
いつもこうだといいのだが。

バイト終了後、同じ大学の先輩2人とHarue宅で晩飯。いや、晩餐を行った。
うち1人は時間の関係ですぐに帰ってしまったが、もう一人はそのまま晩餐続行。
マリオカート(SFCの)対決などやっている内に午前3時を廻る。
この先輩は翌日のバイトが1時からだが、Harueは11時。ヤバい。
とりあえず電気を消し、2人とも寝る体勢に入ったが、話は尽きない。
何せ、午前3時、19と21の男2人での会話である。尽きない訳が無い。

やはり、土曜の夜はひと揺れあってナンボやね。

   2000/12/01   ひとりにしないで

12月である。誰が何と言おうと、水をかけようと、今年も12月は来てくれた。
そう。Harueは12月が1年の中で1番好きだから「来てくれた」のである。
クリスマスが至福の日に変わるから12月が好きなのではない。
過去19年間、クリスマスが至福の日に変わったことは1度もない。
年々、疲労と沈黙が濃くなっているのが身にしみて分かる。
’96は高校受験勉強。’97はバイト。’98もバイト。’99は大学受験勉強。
平穏無事に過ごせたクリスマスは5年間連続で訪れていない。
そして、今年は親すらいない。形的には完全にひとりぼっちだ。(--;
ただ、今年は今までと違って、全く1人ぼっちという訳ではないのでいいが。
せめて来年は、高層から窓に映る街の夜景を背景にしながら、右手にはワイングラス。
そして、左には・・・・・・。左には・・・・・・。左には・・・・・・。

あ、「高層」という時点で実現できんわ。

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