大阪一人暮らし/2000年11月1日  →  11月30日

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  2000/11/30  あなたが欲しい・・・あなたが欲しい・・・

あなたに心を奪って欲しい。あなたが欲しい。
19歳にもなって、書き終わった日記を途中で書き改めてしまう自分に。
19歳にもなって、間違ってTOPを白紙状態でアップしてしまった自分に。
19歳にもなって、チャットすらまともに扱うことのできない自分に。
俺がこんなにもあなたを愛しているのに、常に欲しているのに。なぜあなたは来ない?
俺にはまだ試練が足りないから?  俺にはまだ扱うことができないから?
あなたの発する妖艶なオーラ。あなたの発する未知なる行き先、運命。
今の自分には、あなたが一番必要なのに。あなたがいないと生きられないのに。
なぜ、あなたは・・・  ・・・  ・・・。

現在の銀行残高、345円。
バイトの給料日はまだ遠いぞぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!

  2000/11/29  ライバル出現か

バイトしている店の近くに、その数倍もの大きさの店が開店した。
いつも通り17時に出勤してみると、客が全然いない。
聞こえるのはデモのビデオの音と店内放送だけ。楽だけど寂しい。
まあ、楽して金が稼げるのに越したことはないんだけど、ちょっとは辛さも欲しい。
辛さを乗り越えて稼いだお金こそ、本当に価値があるもんだ。
厳しさを乗り越えた人間こそ、本当に価値のあるもんだ。
楽してつけ上がる人間は、いない方が世の中の為だもんなぁ。
かくいう自分も後者だけどね。

  2000/11/28  やっぱり自分という人間って

未熟なんだなぁ。
精神年齢10歳未満なんだなぁ。
調子に乗るとすぐつけあがるんだなぁ。
どつかれたらなかなか立ち上がれない様な情けない人間なんだなぁ。
信頼されていても、周りが見えないと平気で裏切る様な人間なんだなぁ。

自分、人と付き合う資格ないわ。

  2000/11/27  虎 ・ 春のアブナイ話

トラッキ−氏が来た。
といっても今回は、事前に来ることを知らされての事だ。
「誕生日でも祝ってやろうじゃねえか」という事で、いざ回る寿司屋へ。

そこでは、ここではとても書けないような内容の話が展開。
卑猥な話ではなく、超個人的なおはなしでとことん盛り上がったのである。
トラッキー氏帰宅後、Harue何故か爆睡。

それにしても・・・おふくろさんよ。
息子の誕生日だってのに、せめて電話くらいしてこんかい。
自分の誕生日の時はさんざんプレゼントねだるくせに。
来年の誕生日も何にもしてやらんからな!(←原因)

まあいい。
ついに10代もラスト。20代の目盛りも見え始めてるんだ。
目盛りが振り切れてしまうまで、若気を爆発させてやろうではないか!

  2000/11/26  さらば愛しき18歳

今日は11月26日。日曜日だ。
バイトの事は殺人事件として片づけるとしておき、今日はそれ以外にも行事がある。
とは言いつつ、なんてこたぁ無い。ただのお誕生日が明日あるというだけの話だ。

18歳だった1年の最初は山もなく、本当に谷ばかりが連続していた。
去年の11月27日、Harueはまだ高校3年生。受験生をやってたのだ。
この年で誕生日プレゼントなぞご馳走が出るくらいのもんで、後は勉強あるのみ。
今から思えば、本当にもったいない事をしてしまった気がする。
一番楽しく、二度と訪れない時間を、勉強に明け暮れるのに使ってしまった。
限られた空間、限られた範囲だから、際まで楽しもうとするスリルが加わり、なお楽しい。
制限が無くなってしまった今となっては、やる事に限りがなく、それが味わえない。
今はそれが楽しいが、こんな日を目の前にしてみると、そんな後悔がふっと浮き出す。

まあ、とにかくいろいろあった。いろんな事にも挑戦してみた。
大学を4校受けたのに、滑り止めの大学まで落ちてしまったり、
女の子にコクる為に電話をかけたら留守電で、それだけで諦めてしまったり、
卒業式の日の夜にクラスメイトで朝まで酒盛りして朝帰りしたり、
その4日後のやけくそで受けてみた大学の受験に合格してしまったり、
一人暮らしする事になり、最初の3日間をラーメン菓子だけで過ごしたり。
オフ会もたくさんやった。やはり東京オフが自分にも結果でも一番大きいか。

その時は暗闇の中を手探りで歩いていた感覚だったが、今は笑える想い出たち。
愛しき18歳よ、永遠に。

  2000/11/25  記憶にならない11時間

平成12年11月25日・・・。土曜日。
店はティッシュ5箱入りを198円で1人2つまでOKという、破格の値段で物を売っていた。
普通、1つ398円もする物である。売れるスピードも尋常ではなく、1人で対応できない。
でも、1人で対応した。いや、させられた。10時間連続。
閉店後も結局、日曜の準備などで残業1時間20分。家に帰れたのは午後10時だった。

・・・もはや、この日に起こった他のことなど記憶に残ってない。
そりゃそうだ。帰って飲んでベッドにぶっ倒れただけだもん。

  2000/11/24  Harue式  ・  金をかけずに暖まる法その1

最近、なぜかと思うかもしれないが、タバスコに凝っている。
スパゲッティ用に・・・と思って買ってきたのが始まりだったのだが、
今やHarue家の昼飯の定番チキンラーメン定食・コロッケ抜きにポトリといくと、
これが辛くてうまい。そのままでは酸っぱくなるのでコショウでそれを消すのだが、
うまいうまい。ほいでもって、辛さを消すためにごはんが消えるのが早い早い。
今後のHarue家の5大調味料の一員に加わりそうな勢いである。
ちなみに現在の議員(?)は、醤油、塩、七味、レモン、コショウで、
ここ最近、使用頻度が下がり始めている七味の議席をもぎとる日も近いか?

でも、口だけ暖まってもしゃあないんよなぁ。
肝心なんは、は・あ・と。暖めたいんは心と体なんや!!
おぅ、そこのネエチャン。ちょっくらワシの体暖めてえや。
・・・なんや?  ・・・ああ、そうか!ワシがそっち行かんとあかんわな。

ピーッ・・・(笛ふきケトルの音)

・・・湯が煮えた。メシにしよう・・・。

  2000/11/23  勤労学生にどぉんと一杯!

今日はちょうどBASELESS開設26ヶ月目の日・・・ではなく(でもあるが)、勤労感謝の日。
バイト中にふと、この「勤労感謝」という部分によーく注目して考えてみた。
単純に考えれば、今日は、働いている人が「感謝」される日。「感謝される」日・・・。
感謝してくれる人がおらんかったら何やねんっちゅう話でないか?
一人暮らしを始めて初めて分かる、日本の行事・休日の残酷さがここにあるのだ。
「子供の日」、「雛祭り」、今日。全部2人以上に限って関係ある日。
日本の行事は一人暮らしをまるっきり無視しとる。なんと残酷な物か。
・・・という事を考えながら、今日も11時から20時までおしごと。休日なんて無視同然だ。
ところが、帰ろうとしたら同じ大学の先輩が、「メシ行こうぜぃ」と来た。

今年は、先輩と550円のカツ丼に感謝かにゃ。

  2000/11/22  通り過ぎれば良き思い出

ニュースステーションで、「センター試験が12月・1月に!?」という話を聞いて、
ふっと受験生だった頃の自分の姿が思い浮かんでしまった。

いくら目標の大学に入れたとしても、何かしら「こうすれば・・・」と思う事はあるはずだ。
受験勉強は、実際に受けるまでやり合えるか分からない物へ勝つ為の果てなき修行。
本当は、受けるまでの自分に満足してしまったら負けなのが受験勉強。
そう考えれば、大学に受かった後に後悔できる事が逆にいいのかもしれない。

神戸にいる友人M(浪人中)よ。
受かったら絶対に酒おごってやるから、絶対に受かれよ!!

  2000/11/21  ナインティーン・カウントダウン

・・・来た。・・・・・・来てしまった。
・・・あの頃に夢見たこの日も、今は切なき近未来。
・・・あかん、書いててなんだかアホらしくなってきたわ。

そんな訳で、今日で19歳まで残り1週間を切った。初めて1人で迎える誕生日。
こんな季節だ。1人で静かにじっとしていれば風が過ぎる音までも響く。
こんな季節だ。バイトも年末への足音に急かされる様に忙しい。
暖まった事といえば、今夜行われたHarueの文化会歓迎会くらいのものだ。

  2000/11/20  ケンカ大放送

今日のニュースステーションはホントに面白かった。
まさかヤジにキレて、水ぶっかけるなんて。いくら腹立ったからって・・・ねぇ?
ああいう風にみんなで一斉にギャーギャー騒がないと成り立たない物なんか?あれは。
騒いだってただの雑音になるだけなのに、意見を聞く以前の問題なのに。
まるで、ガキのケンカの生中継見てる感じだった。
20いくつのええ大人が年上をタメ口で喋る事以上の物を生で見れてある意味幸せ。

それよりも、タメ口って何が楽しくて使ってるのかハッキリ説明せいっちゅう話か。
カッコ良く思われたいから?  持ってる以上の度量が大きいと思われたいから?
アルバイトの雑誌に「面接時にタメ口は使わない」と書かないといけないくらい、
タメ口って使ってイイものなんか?  ホント、何がおもしろいんだ?
自分がされたらムカつくくせに。そういうのが分からない大人ガキかにゃぁ。

  2000/11/19  みんなビンボが悪いんじゃ

サイフを見ると、残り220円しか無い。昨日の休憩時間の時に昼飯代を使いすぎたか。
店がある駅まで電車で片道150円なので、まさに片道切符。
銀行に入ってるお金も1010円しかなく、手数料の関係で引き出せない。
出勤の時点で、帰りは2駅分歩き決定である。
しかもこの日は真冬並みの冷え込み。昼食も取らずに本当に歩きで帰れるのか?
電車に揺られている間、そんな地獄絵図を頭に描き、恐怖に戦いた。

今日は日曜ということもあり、日用品売場でも客はわんさかいた。
ただ、仕事自体は実に簡単で、のんびりやっても充分間に合う。
高校時代にあった、賞味期限に振り回されずに済むのが何よりの救いである。
午後3時になり、1時間の休憩に入る。が、この時点で所持金は70円。
ジュースを買おうにもSサイズで80円もするため、何も口にせずに体だけを休める。
午後4時を過ぎるとさすがに客足もすくなくなり、平日のペースで動く。
その間に、同じ大学の先輩に電車賃補填のアポを取り、ホッと一息。
閉店後、足りなかった分の電車賃を同じ大学の先輩にもらい、どうにか電車にて帰宅。
家に帰ってきて1分経たない内に、あるだけの種類のごはんを作り、たいらげる。
明日はやっと休み。学校も臨時休校にしてゴロ寝じゃあ!

  2000/11/18  11HOURの衝撃

午前10時に出発。バイトである。
今日は日曜日の準備をするという事で、閉店後の準備の応援にかり出され、
店を出れたのが結局午後9時。ほとんど半日働き通しであった。
土曜日に出たのは今日が初めてだったので、さすがに疲れた。
メシも食わず、風呂にも入らず、帰り着くやいなやベッドインであった。
しかし、空腹で午後11時頃に目が覚め、チャットしながらメシを食う。
チャットを落ちた後、風呂に入り、再び眠りにつこうとしたが、
中途半端に寝てしまっていたので、結局午前7時まで眠れない事に。
もちろん日曜も午前11時からバイトなので、2時間眠っただけだった。
ちょっと土曜を甘く見すぎたか。

  2000/11/17  さらば8400円

とーとつだが、トイレが詰まった。流れない。
トイレットペーパーが無くて、普通のティッシュを使ったのがマズかったか。
・・・と書いたって、「ウソだぁ!どうせアレとかソレが詰まったんじゃないの?」
と思う人は、軽く予想しても5人に1人はいる事だろう。
でも、それには特に弁解しない。「オゥ。そう思うなら勝手に思え!」である。
18歳11ヶ月と24日の男の一人暮らしである。想像は十人十色、人それぞれだろう。

スーパーで詰まりを直すやつ(名前わからん)買ってトライしてもダメ。
とりあえずそのままの状態にしてバイトに行き、帰ってきてすぐに業者に電話。
1時間後、業者のおっちゃん(の割に若々しかった。まさとしさん位か?)到着。
そのおっちゃんの話によると、市販されてる流せる紙ぞうきんとか、
タンクに入れる型の清浄剤は、詰まりやすいのでお勧めできないと。勉強になった。
処置の一部始終を見ていたが、何やらポンプの様な物で圧力をかけ、
一気に詰まっている物を押し出した。たった10分程度で直ってしまった。
処置費用8400円はやや痛かったものの、トイレが使えないのはもっと痛い。
もう、小阪駅のトイレを使うのはゴメンチャイである。

さあ、明日とあさっては11時から20時までバイトじゃ!!
ええぃ、とことん付き合ったろうじゃんか!

  2000/11/16  はぁ・・・毒っすか・・・

一時期ヒートアップしていた、管理人のぼや記での毒吐き。
「ポイズン使用法」なんてのも書いたような気がするが、今となっては無関心。
正直言って、もうあまり毒は見たくはない。

ホームページって、来た人が見て楽しいと思う様にするのが普通だと思う。
恥ずかしながらぼや記で毒を吐きまくっていた頃は全く気付きもしなかったが、
一歩ぼや記という物から離れてみて省みたとき、「毒」に対して異様な嫌悪を感じた。
それが「毒」に対する考え方が変わったきっかけにもなってくれた。
作ってる本人は自己満足で作ってるから当然「毒」は楽しいだろう。
でも、ユーザーみんながみんな「毒」を求めてネットしてる訳じゃないはず。
中には、「毒」を見ていて一種の嫌悪感や後ずさりを感じる人もいる。
最近の自分も後者に当てはまっていると自覚している。(説得力ねぇ〜)

もちろん、ホームページは趣味の塊が形になった物。「毒」が悪いとは口出し出来ない。
だから、「毒」に対しては自分から身を引くしか避ける方法は無いかもしれない。
同じ事を書くが、もう「毒」はあまり見たくない。作りたくもない。

  2000/11/15  何もないのが幸せなのよね

・・・と、思わずつぶやいてしまった(本当はつぶやいてない)ほど、何も無い日。
大学は昨日から推薦入試でお休み。バイトはあるけどこれといって・・・。
でも、プラスもマイナスも起こらない様な日が、一番幸せかもしれない。
プラスが起こらないのは痛いが、それと引き替えにマイナスも起こらないなら、
「まぁ、いっか。」ってな考えになるってもんである。

でも、二人はうっとうしいやら言いながらも、一人はやはり寂しい。
ついつい、相手をしてくれるのは機械だけだと考えてしまうと・・・。
・・・口にしない、頭の中の言葉さえ出なくなる。代わりに耳をそばだてる。
・・・  ・・・  ・・・  ・・・  ・・・ピューーーッ・・・。
ホ、ホットカーペット、出番だ!

  2000/11/14  こりゃこりゃ楽だわね。

実質2日目のバイトである。
・・・が、ハッキリ言ってメチャクチャ楽。これで1H840円か?と思うほど。
それもこれも、高校の時のバイト経験がフルに生かされている事に尽きるのだが、
それを差し引いても、3階で日用品で午後からという条件のおかげで、
客がまるっきり来ない。やる事と言えば、ちょっと新しい商品を出して、
後はひたすら、商品をきれいに並べ直すだけ。これを3時間続ける。
社員の方に聞いても「やる事ないんですよぉ」という答えばかり。
ひどい(?)時には社員の方から会話を持ちかけて来て、談話する。
とにかく、雰囲気が明るく、しかも楽。この上ない仕事環境であろう。
仕事の疲れより、帰る時の方が疲れるほど。(駅から10分、2駅乗って全部で30分)
夏にやっていた製薬工場のバイトは、遥か雲の下に見えるほどだ。
あぁ、やっぱりあそこヤメて良かったわ。

  2000/11/13  21世紀はカマキリ風?

「たけしのTVタックル」ネタになるが、何にもなかった日なので書く。

−昔の家だと夫婦がいて、男は仕事、女は家事という関係が固定されていたが、
今、男が仕事と家事をして、女は遊びか仕事をするという夫婦が急増している!

・・・という感じの内容を見て、「男って・・・。男って・・・。」と、心の中で泣いた。

確かに、最近は女性の地位向上がめざましいが、それをいいことに男をドレイ扱いして、
自分は単に好きな事やるというのは、地位とかいうより人間としてどうだという感じ。
結婚って「一緒に頑張っていこうね」って事なんだから、片方が楽しちゃダメ。
夜のお勤めだけ頑張ってても、最終的には思い出だけで終わってしまうんじゃないのか?
男も女もそれなりの苦労してこそ、意味があるっちゅうもんじゃないんだろうか。
女は夜に男の欲に答えるだけの役目じゃないのはよく分かるが、だからって・・・。
まぁ、男はガマンしてナンボのもんでもあるし、ワガママに答えるものだけど・・・。
ボクちゃんまだ18だし(あと2週間で19だけど)わかんないにゃ〜。

・・・って言いたい事言ってられるのが華だろうなぁ。もっと楽しんでおこっと。

  2000/11/12  そろそろ、あなたの温もりを知りたいの・・・。

11時頃に実家を出発。
両手にはいつもの様に物で一杯になった手提げ袋をぶらさげる。
先月は祖母が孫の為に一肌脱いだダイエーの食料品だったが、
今月は一人暮らしのつお〜い味方。電気ストーブとホットカーペットである。
この2つはもともと実家のHarueの部屋で使われていたもので、どちらも購入して6年。
もちろんまだまだ動くし、暖房器具の無い下宿にはピッタリじゃんという事で、
持って帰ったってええんとちゃいまっか。という事に結びついたのだ。

途中で買い物をした後、下宿に帰ってさっそくセッティング。
ズレ防止の為にホットカーペットを3方向からテーピング。そして、ポチっとな。

・・・  ・・・あ、あったかいぃぃ・・・。。

今年も良いパートナーでいてくれよ!
(・・・と物にしか言えない自分が情けないよなぁ・・・。はぁ。)

  2000/11/11  ハリをしまって前を向け

今日は第2土曜日。毎月恒例の帰郷、別名充電期間である。
今回は久しぶりに友人宅の家で一緒にメシでも食べようかという事で、
やや早めに大阪を出て、2時間後到着。友人宅のドアを開ける。

この友人、かれこれ10年の付き合いで、小学校からずっと励まし合って、
小学校  →中学校  →  高校と、今まで一緒に歩んできた。
高校で離ればなれになってしまったものの、会う機会はさほど減らず、
たまに会っては夜までゲームなどして遊んでいた。というレベルの友人である。
しかし、Harueが大学に受かり、大阪に一人暮らしすると決まった夜、
この友人が眺めてたのは専門学校の資料。高校以上に違う道を互いに歩く事になり、
互いに相談したり、遊んだりする事が出来なくなってしまったのである。

Harueの方はしょうもないエピソードばかりなので置いておくとして、(^^;←逃避)
この友人、この日に学校の話などを聞いてみたのだが、どうも自暴自棄ぎみで、
いろいろと質問を飛ばしてみても、いまいち彼のやりたい事が分からない。
「警察官になる」といって受験し、落ちた。かと思えば、「消防士になる」といって、
今は消防士の試験勉強をしてるそうだが、あまりやる気がある様に見えない。
警察官や消防士の倍率はとてつもない高さなので、相当のやる気で勉強して、
試験に臨むものなのに、イマイチ勉強する気がなさそうなのである。
余計な部分が成人していて、肝心な部分がまだツッパッている様にしか見えないのだ。
その場ではその友人を励まそうと暗に仕向けたのだが、Harue実家に帰った後、
母と「やっぱりアレじゃあイカンよ」という談話。母も同じ事を感じていたそうだ。
その友人の親も、端から見て甘すぎる部分があるのも原因の1つなんだろうが、
やはりこういう事は自分の考えと意志がモノを言うもの。中途半端と思うなら、
一気に身分を揺るがしてみるべきじゃないのか、と何度も思ったのだが、
他人が言っても結局トゲを出すだけだから、自分から思わないとどうしようもない。

我が友人よ。
後ろを見るな、横を見るな!!  前を向けぃ!!

  2000/11/10  遥かな野望へ向かえ

今日から早速バイト初日である。
まず、なにやら基本知識のビデオを教室で見せられ、挨拶の練習。
・・・と、ここまではやや固いイメージを感じ、ちょっぴり不安になったが、
Harueが配属された部門の担当に渡った瞬間。
  「いやぁ、若いねぇアンタ!  この前就職で人が抜けて、足りなくなってねぇ・・・」
マシンガントークの銃撃戦の渦に飛び込んだ。
おいおい、ビデオじゃ「仕事中は余計な事喋るな」って言ってたぞ。
あ、そうか。この人は普通のパートさんか。こんなもんだわな。
チーフはやっぱり、仕事まっしぐらで面白味のない・・・。
  「おぉ、今日からか!  どこの大学や?  ほう、そうか。この前のなぁ・・・。」
「よう喋るオッサンやなぁ」という視線で見ざるを得ない印象。
以前も同じ様なスーパーで半年バイトしていた時にも同じ様な事はあったが、
ここはそれ以上のスゴさ。(もちろん良い意味で、であるが)
しかも3階の日用品の売場なので、平日の夜は客がほとんど来ない。
以前のスーパーは食料品で目まぐるしい忙しさだったのに比べれば、
これだけでも天国である。いろいろと店のシステムを聞いたのだが、
どれもこれも前のバイトで覚えたような事ばかり。覚える事の方が少ないほどだ。
しかもそこには同じ大学の先輩もいる。今度めしオゴってもらおうっと。
もちろん、今後幾多のトラブルが身にかかる事になるのだろうが、
それはその場しのぎで耐えればいいのでつっかいぼうにはならない。
実に働きやすい職場である事を大いに実感できた。もう絶対にやめんぞ。

待ってろよ!  毎日分の3食!
待ってろよ!  PS2!
待ってろよ!  お・・・・。そ、それはまだか。  (←我に返った)

  2000/11/09  う〜ん、このカンジ。

祝杯に酔いしれて眠りこけてしまっていた。
今までなら「・・・あぁ、バイトだバイト。バイト探さなきゃ・・・。」と、
夢心地から現実に引き戻されてしまうスピードが異常に早かったが、
今日は、今日からは「・・・あっ、バイト決まってるんだ。イェイ。」と、
夢で体に染み込まれた感情と、視界に映ってた明るい世界が、そのまま現実へ移る。
4ヶ月のトンネルはあまりに長すぎたが、今はそんな事どうでもいい。
もう苦しまなくていいんだから・・・。

・・・あ、就職活動がまだあったわ。

  2000/11/08  昨日洞窟、今日青空。

今日は、とある大型スーパーマーケット(?)の面接である。

「・・・という訳で、合格とゆう事になりますので・・・。」

・・・  ・・・  ・・・な、何だとっ?  と思うほど、突然の通告。
4ヶ月もの長いトンネルをようやく抜けだし、ついに合格を手に入れた。
あまりに突然すぎたので、その場では驚けなかったが、会場を後にして、
下宿に帰り着き、ドアを閉めた瞬間、嬉しさが一気にこみ上げてきた。
・・・そこへ涙がホロリ。ああ、この日をどんなに待ちわびた事か。
もう、バイト探しの旅なんて二度とやらんぞ。

勤務時間、休日、給料、店の位置、部門。いずれも問題なし。
さぁ、次の目標はPS2とまともな食事を毎日食べる事だ!!

  2000/11/07  東大阪トラベリング

今日も今日とてバイト探し。4つほど網にかける。
そして、うち1つのバイトの場所を確認する為に外出。(面接は明日)
これが、そもそもの小旅行の始まりであった・・・。

10分後、最寄りの駅で降りる。
が、「駅から10分」というデータしか無かったため、
とりあえず気が向いた方向に伸びる道に向かって歩いてみる。
5分・・・。10分・・・。15分・・・。20分・・・っておい。
という訳で駅まで引き返し、違う方向に伸びる道に向かう。
5分・・・。10分・・・。15分・・・。っておいおい。
という訳で駅まで引き返し、違う方向に伸びる道に向かう。
5分・・・。10分・・・。電線工場にたどり着いた。
今度はその道筋の反対方面に向かって歩き始める。既に2時間歩き通し。喉も渇く。
最終的に、公衆電話で店の位置を確認し、ようやく店に到着。泣いた。
家に帰り着いた後、しばらくの間ぶっ倒れた。

これで受からなかったら・・・。もっと泣こう。

  2000/11/06  飾りじゃないのよ涙は

またもやバイトが沈没。
4ヶ月以上も探し続け、面接を受け続けているのに、決まらない。
なんだか、自分の存在そのものを否定されている気分であるが、
もう落ち込むのも飽きた。落ち込んでてもメシが食えるわけでもなし。
人間、あきらめが肝心と言うではないか。

結果を待つ間、様々な奇怪な出来事が起きた。
・壁に掛けていたパズルが突如落ち、頭に大当たり。20分のケガ。
・上に置いてあったコーヒーの瓶が頭に直撃。30分のケガ。
・とあるサイトのおみくじで、凶、凶、大凶。
・とあるサイトのじゃんけんゲームで14連敗。
まさか、未来を暗示していた、いや、してくれていたのかもしれない。
どっちしても今はグラフ的にも底這い状態なのであろう。

このバイト探しの旅、いつまで続けば気が済むんだろうか。
まさか三千里ではあるまいな!?

  2000/11/05  夢をつかめ

高校時代の友達(大阪に下宿中)にアポを取り、久しぶりに会う。
卒業後も数回会っているが、まるっきり変わっていない。
昼飯を買い、いざHarue宅へ。

この友達、専門学校に通い漫画家を目指している青年なのであるが、
今までまともに漫画を描いている姿も、実物すら見たこともなかった。
Harueに原作を依頼して、Harueの書いた話を漫画にしたという事は2度あったが、
見たいと問いただすと、「うんにゃぁ〜」という感じでいつもごまかすのだ。
単純に恥ずかしいのか?そっち系に走りすぎてとても見せられないのか?
様々な疑問が駆けめぐった結果、本人を引っぱり出すという行動に出たのである。
昼飯を食べ終わった後、早速持ってきてもらった漫画の原稿を見せてもらう。
・・・  ・・・  ・・・(ノーコメント

この青年、熱烈な阪神ファンでもあり、阪神観戦12連勝の記録を持つHarueを、
「神様、仏様、Harue様」と称する人物である。下宿で毎日フォームチェックしていて、
右利きなのに遠山投法も完璧に再現できる。まあ、それだけのもんであるが。

しかし、この青年に残された時間はあと1年。
本当に漫画家として働ける日は来るのであろうか?
いい奴なだけに、そこらへんの事がとにかく心配である。

  2000/11/04  暖かさが教えてくれたもの

ついに毛布を出してしまった。
11月の今の今までタオルケット1枚で寝ていたのも異常なのかもしれないが、
兵庫県の北で染みついた温度体質はそうそう治るものではなく、
今までこれだけでもさほど寒さに対決できたのであるが、11月に入り、
さすがに勝てなくなってきたのがそもそもの理由である。(なんじゃそりゃ)

あったかい布団に身を埋めてみる。あったかい。(そりゃそうだ)
あの厳しい冬の日、母に出してもらった布団に初めて入った感覚に似ている。
でも、今は4畳半の空間に19になった自分だけ。同じ感覚は二度と帰ってこない。
外から、女子大生と女子高生の通学路で楽しそうに笑う声が聞こえる。
頼む、1人でいい・・・。

  2000/11/03  今夜は最低!

文化の日の夜明けのはずなのに、文化と言っていいのか疑問になる出来事が発生。
今日はドキュメント形式で、その出来事の一部始終をお送りする。

11/2  午後11時
隣の部屋(家)からギターらしき音が聞こえ始める。
4月に入居した当時から、こういった音はたびたび聞こえてきていて、
ぶっちゃけた話、大迷惑なのであるが、
音が聞こえてくる日は客人も多く招いているらしく、そんな中に「うるさい!」
なんて言おうもんなら、あっと言う間に袋叩きの刑なのは目に見えている。
それに自分の腕っぷしの弱さ(本当はこっちが本音)も加わり、今まで我慢してきたのだ。

11/3  午前1時
いつもならこのあたりで静かになるのだが、今日はまだうるさい。
終電も通り過ぎ、騒音が余計に大きく聞こえてくる。

11/3  午前2時
突如、ベランダから女性の声が聞こえ始める。
さらに隣の部屋の住人と楽しい会話でも繰り広げているのだろうか。

11/3  午前4時
ギターの音。男と女のバカ騒ぎする声。まだ治まらない。
しまいに警察呼ぶぞテメエら。

11/3  午前6時
やっと静かになる。

・・・と、かなり大ざっぱではあるが、真実を並べてみた。
イケてる奴なら何やってもいいのか?  イケてない奴は死ねってか?
音楽できたら何やってもいいのか?  できない奴は死ねってか?
赤信号もみんなで渡ったら何やってもいいのか?  青まで待つ奴は死ねってか?
この住人。どう始末つけてくれようか・・・?

  2000/11/02  秋の味覚はいずこやら

今日より大学は5日まで学園祭。のはずだが・・・。
あめあめざあざあ、きたかぜびゅんびゅん、かみなりごろごろ。
こんな天候で誰が行くんじゃい。という訳で、家で一日中ごろごろする。

しかし、中学のはしょうもなかったが、高校の文化祭は良い物である。
大勢の人数で長い時間を掛け、1つの物を作り上げていく喜び・・・。
そんでもって、苦労を共にする内に・・・する内に・・・ぃっ!!ちきしょおぉぉぉっ!!
・・・ってな事に結構なったりする確率が割と高いかもしれないのが高校の文化祭だ。
大学だとあまりに解放されすぎていて、釣るチャンスすらつかみにくい気がする。
まあそれでも、ヤル奴はヤル事ヤッて、えげつない事ヤッてるんだし、
やはり自分のステータスに問題があるんだろうなぁ・・・。
いいのかなぁ・・・このままで・・・。こんなんにも・・・獲物はひっかかるのだろうか・・・。
座って考えてみたり、ドラクエVやりながら考えてみたり、横になって考え・・・。

・・・  ・・・  ・・・

気が付けば、メシも食わずに、夜中起き。(心の俳句)

  2000/11/01  冷たい雨に打たれて街をさまよったの

今日も今日とてバイトの面接である。
授業が終わった後、改めて証明写真を撮りに行く。
昨日撮った、死人みたいな写真じゃアカンやろというのが理由だが・・・。
どっちもそう変わらんかった。結局、顔なのか。

3時30分に面接だったが、店の場所がメモリーの無い地域だったので、2時30分に出る。
3時前、最寄りの駅に到着。だが、この日は最高の面接日和。大雨 ・ 強風である。
びしょ濡れになりながら店を探すが、見つからない。雑誌を頼っても分からない。
時間はあと20分。やばい、1時間前に出たのに遅刻なんてシャレにならん。
何度か地下道を往復し、やっと見つける。すかさず店内へ。間に合った・・・。
そのバイト、面接中にも応募の電話がかかって来るほどで、採って貰えるかは微妙。
「ユーミン、ゴダイゴ、サザン、チェッカーズあたりが好き」と答えると、
「渋いなぁ。俺も・・・」という答えだったのは印象的だったが、あてになるかどうか。

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